脱力の重要性 ケガをさせないために

年明けも落ち着いて、そろそろ練習を開始している頃ですね。
今年もケガなく、楽しく練習を続けていきたいですね。

ケガをしてしまうと練習ができなくなってしまうので、一番避けたいところです。
「ケガをしない」ことは練習するものが気をつけていることでありますけれど、「ケガをさせない」ことは指導者が第一に考えていることです。

上達するためのキーである「力を抜く」ということについて触れたいと思います。

当会でもグレイシー・ユニバーシティーでも、「力を抜いて。リラックスして。」といつも喚起しています。

スパーリングでは段々と力が入って、「力づく」「体重だより」になり、ひいては「雑」「乱暴」になってしまうことがあります。
これを改善しないと上達しません。

もっと言えば、練習させてもらえなくなってしまうことにもなりかねません。

まず自分のテクニックを上達させるため、力を抜いてリラックスする方が
・より多くのこと(技術)を試せる
・柔軟に機敏に対応できる
・視野が広がる
など、とても多くのメリットがあります。

「力を抜く」ということは「手を抜く」ということではありません。
「力を抜く(脱力する)」というのは技術であり、必ず習得すべきテクニックです。
僕もグレイシー・アカデミーでこれをみっちりと習いました。

そして、無駄に力を入れてくる(ラフな)スパーリング相手というのは嫌がられ、練習相手をしてもらえなくなってしまうこともあります。
こうなってしまうと練習ができなくなってしまうので、当然その結果として上達できなくなってしまいますよね。

不必要な力を入れると、無理が生じケガをさせてしまいます。
ケガをしてしまった(させられてしまった)人はしばらく練習ができなくなってしまいます。
大袈裟に言えば人生の一部を奪われるようなものですよね。
絶対に避けなければいけません。

もし何度も注意しても力を入れるくせが抜けなかったり、ケガを引き起こしてしまうことが多い人は、残念ながらそれ以上いてもらうことはできなくなってしまうことにもなります。
他の会員さんの安全を守るのは指導者の務めです。

ケガを避けるためにまず第一に重要なことは「ケガをしないように気をつける」こと。
次に「ケガをさせないように気をつけること」です。

もし自分が相手に怪我をさせてしまったとき、相手が「ケガをしないように気をつける」ことを怠っていた場合、「相手がケガ防止を怠っていたからケガにつながってしまったんだ」と相手のせいにしてしまうかもしれませんよね。
相手がケガ防止に努めていたのにケガに至ってしまったら、それはケガをさせてしまった自分が悪いんです。
そのように相手のせいにしないためにも(自分のせいにされないためにも)、各自まずは第一に「自分がケガをしないように気をつける」ことをしなければいけません。
ストレッチ、準備運動、睡眠、水分補給、集中、状況判断、いろいろなことがありますよね。

もし万が一ケガをしてしまった際には、すぐにアイシングです。
その後の治りが大きく違いますから。

これからも怪我なく、互いに協力して練習していきましょう。

そもそも柔術って、「柔らかい術」と書きますものね。

柔らかい体、柔らかい頭、柔らかい心、でいきましょう。