エリオ・グレイシー直伝の理念と技術

２０年前、グレイシー柔術アカデミーのクラスでダイビング・トーホールドを習っていました。
エリオさんがクラスの様子を見ていて、「トーホールドもいいけれど複雑すぎるので、立ちアキレス腱固めのほうがリスクがなくて簡単だよ。」と直接教えて頂きました。私が受け手をつとめてエリオさんにアキレス腱を極められましたが、痛かったですよ（笑）
技術もそうですが、「こういう状況では、こう行動したほうがリスクがなくて効果的（逆にこの行動にでてしまうとリスクが高く危険）」といった、スポーツ柔術に偏重していない本来の柔術の理念を教わることができて大変ためになりました。
貴重な体験でした。

グレイシー・ユニバーシティー（グレイシー柔術アカデミー）では、ダイビング・トーホールドも立ちアキレス腱固めも少しずつ進化していて、最近は進化版を教えています。せっかく習ったテクニックなので、当会ではクラシックなオリジナル版も現在の進化版も両方教えています。
もちろん、エリオさんに直接教わった理念もしっかり伝えていきます。